[0014][近況報告] 隠居生活          平成12年度 ひらがっぱ (2004/01/11)


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隠居生活

               
今まで3年間ワンゲル一筋でやってきた僕にとって,引退後の一年はまたひと味違った年となりました。
4年生になって研究室に配属され,研究に没頭する毎日。ワンゲル行事といえば,結成会等で呼ばれるくらいのことで,かなり自分の時間というものが増えました。

でも土日はさすがに山に行きたくなって,和気富士に3回ぐらい行きました。
もちろん一人が多かったのですが,ボランティア(以下ボラと略記)で自閉症の子どもやその親御さんを引率して,20〜30人程で行ったこともありました。子どもなどを連れて多くの人数で歩くのは,大変疲れました。
その後,入山前に撮った集合写真を親御さんが現像してくれたのですが,なんとかっぱに酷似したお化けが写ってたのです。ちなみに僕のボラでのあだ名はかっぱなんですけど(笑)。
このボラは3年生の時からやっていて,その時は大山登山もしました。親御さんの間でも登山にはまってしまった人が多く,うれしい限りです。でも来年は富士山登山なんて言ってる人もいて,正直びっくりです。
ひょっとして僕は登山の教祖になれるかもしれません。はっはっはー。

そして夏休みには富士山に行きました。商大の子(2年)をPLとし,ワンゲルの同期の山本美保(一応,女の子)とともに一合目から上がりました。
僕も久しぶりにテントを持ちました。そう,小屋泊まりではなく,テント泊だったんです。今思うと,よく体力があったなと自分でも感心してしまいます。
全員,初めての富士山だったんですが,天気も良く,雲がすごいモコモコしてるなと思いました。残念なのは,小屋が多く,登ってる時の景観がよくないのと,ゴミが多いことでした。この時ばかりは富士山が日本一の山であることを憎んでしまいした。
また,ボラで閑谷学校にも行きました。出し物で「世界に一つだけの花」の手話を覚えたため,未だにこの曲が流れると,手が自然に動いてしまいます。
丁度,この月(8月)は院試があった月で,後はほとんど勉強三昧でした。もちろん院試には合格したので,あと二年は岡山在住です。

また秋には思いがけない出会いがありました。OBの友延さん(?年度入学)が掲示板に南アルプスに行かないか?という書き込みをしていて,ぼくが,それに敏感に反応してしまいました。それまで友延さんとは全然面識もなかったので,人とのつながりは不思議なもんです。あと,友延さんの仕事仲間の女の人も一緒に,3人で行きました。
計画は広河原から北岳に向かう予定でした。友延さん達は農鳥まで行く予定でしたが,僕は学校の都合上,北岳まで一緒に行って,その後は単独で帰ることにしていました。
さて,当日の金曜日の夜ですが,台風の接近に伴って天気は最悪の状況に向かっていました。やはりワンゲラーなので,こういうときも行ってしまうもんなんでしょうか?戸台口まで車で行って,車の中で寝ました。明け方,小雨だと思われたのですが,やはりその日は天気が悪かったんです。広河原までバスを乗り継ぎ,雨の中,山行しました。でっかい雪渓があったし,体半分がすでに白くなっている雷鳥も間近に見れて,感激しました。全てを包み込んでしまいそうな南アルプスの樹林帯の中は心が落ちつきました(雨でも)。それと初めて高いお金だして小屋(肩の小屋)に泊まりました。小屋のご飯は相当うまかったです。大好きなご飯のおかわりし放題でしたし。
次の日,北岳にピストンし,悪天のため,結局友延さん達も僕と一緒に下りることにし,僕はそのまま岡山へ電車で帰り,友延さん達は北沢峠で台風が過ぎ去るのを待つことにしました。翌朝は晴れたらしく,仙丈岳はかなりきれいで,そこでOBの倉さんに偶然会ったということを聞いて,ちょっと(?)うらやましかったです。でも友延さん達にはほんと感謝感謝です。ありがとうございました。
あと,一人で石鎚にも行きました。おっちゃん達にご飯わけてもらったり,テント泊一人だったりと,一人山行の良さの存分に味わいました。

そして冬ですが,当初の予定であった単独での燕登頂計画は断念することにしました。
その代わりと言ったら変ですが,現役達と混ざって雪山に行きました。比婆山に合計7名で行きました。僕は4年連続の比婆でしたが,近年の比婆は暖冬とは言われながらも積雪量が多いです。よく考えると,僕と1年生の子って3つも年が違うんだなーとしみじみ感じてしまいました。
そうは言いつつも,烏帽子山で裸体をさらしてしまったことは,まだまだ若い証拠ですかね。それとも僕が変人なだけかも。きっと後者の方です。この辺の詳細はまた現役のブナの木に載ると思うので,それを見てください。

こう書いていくと,「山にしか関わってなーい」と言われても否定できないです。これからの人生の大半を占めていきそうで,先行き不安です。そんなわけで,皆さんいつでも僕を山に誘って下さい。どこかの山で会いましょう。



















 











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